さよならナビロー、こんにちはNAVITIME
投稿日:2017年07月17日
カテゴリー:バイク
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iPhoneナビで使用するため、iOS用の無料のナビソフトを幾つか試したが、これだ!というものには残念ながらお目にかかれていない。しかし、ナビローというアプリは私と比較的相性が良く、ツーリングの定番ナビとして使っていた。
ところが、なんと、そのナビローのサービスが終了してしまった!
ハニカムUI(正六角形を組み合わせた、ミツバチの巣のようなユーザーインターフェイス)にはちょっと馴染めなかったけど、地図は見やすいし、案内も分かりやすかったのに・・・。良いソフトが必ずしも商業的にも成功するとは限らないんだよなあ。いままでありがとう、ナビロー。また、いつか戻ってきてね。
などと同情している場合ではない。数十分後にはツーリングに行くのだから。今日はGoogle マップかYahoo!カーナビで乗り切るか?と考えていたら、ふとNAVITIMEのカーナビアプリを思い出した。App Storeでの説明やレビューを見るとなかなか良さげだったが、課金が高かったのでパスしていた。
あらためて見てみると、よく考えられた構成と機能で、たしかに使いやすそう。さすが有料アプリ。月払いだと400円、年払いだと3500円。使っても使わなくても、1日当たり10円はびみょーだなあと悩んでいたら、半額キャンペーンの文字が。年払いが1700円とな。んー、よし買った!と思わずクリックしてもうた。
機能は豊富だが、最低限の使用法は簡単。アプリを起動すると、まず目的地を設定するトップ画面が表示される。住所やジャンルでも検索できるが、上部に簡易検索窓があるので、ここに施設名や地名を入力して検索ボタンをクリックするのが手っ取り早い。
試しにサッポロビール園を検索すると、以下のように検索結果のリストが表示される。
意中の項目をクリックすると、簡単な紹介が表示される。
選択した項目で良ければ、下部の「ここへ行く」ボタンをクリックすると、ルートの検索が始まる。
推奨、高速、無料、距離、超回避の5パターンのルートの通行料金と走行時間、走行距離などが表示される。それぞれのパターンをクリックすると、上部の地図にルートが表示される。なお、このブログは夜に執筆しているため、下の写真は黒ベースになっている。
ルートを決定して、「音声案内開始」ボタンをクリックすると、ナビが始まる。
ナビの使い心地は、まさにカーナビと同等。下道での地図は見やすく、高速道路でのICやSA・PAの順序や距離感も分かりやすい。ただし、下道での地図の縮尺の切り替えには少し違和感があった。曲がり角に近づくと縮尺が小さくなる(経路が拡大される)がそのタイミングが遅く、しかも拡大率が小さい気がする。NAVITIMEに慣れていないせいだろうか。ここらへんのフィーリングも設定できるのであろうか?
情報の更新は、さすがスマホだけあって、カーナビ以上に頻度が高い。新ルートへの切り替えもスムーズ。
なお、音量は少し小さい気がした。アプリ自体には音量の設定が無さそうなので、iOSの音量設定に準じているようだ。音量を最大にしてミュージックアプリで音楽を聞いているとき、ナビの音声案内に切り替わると、音楽に比べて明らかに音が小さくなる。ナビローのときはなかったので、NAVITIME特有の現象だと思われる。これは改善して欲しいところだ。ただし、後半は音声を消してみたが、画面の情報だけでも十分にコースは理解できた。
総合的には、使っていない日も5円を払うだけの価値があるアプリと言って良いだろう。