読書メモ:今村翔吾

更新日:2023年11月28日
カテゴリー:読書 


イクサガミ 天

明治11年の京都、天龍寺。 豊国新聞に書かれていた「武技ニ優レタル者」に巡査の初任給の2000年以上分を得る機会が与えられると言う記事を信じて、日本中から豪のものが集まっていた。 その中には尋常ならぬ強さを持つものが何人もおり、その一人として嵯峨愁二郎(さがしゅうじろう)がいた。 主催者の槐(えんじゅ)の説明によれば、それぞれに配られた木札を奪い合いながら東京を目指すのが前半戦、そして東京での後半戦に勝利したものが賞金を獲得できる。

愁二郎は偶然知り合った香月双葉(ふたば)や柘植響陣(つげきょうじん)とともに、東京へと進み始める。 (2023年09月22日)

イクサガミ 地

イクサガミ・シリーズの第2巻。

殺し合いながら互いの札を奪って、大金を得るため東京を目指す企て、蠱毒(こどく)。 そこで、京八流継承者の一人である嵯峨愁二郎は、同じく継承者である兄弟たちと再会する。 さらに、継承戦を行わなかった継承者たちの命を狙う幻刀斎も参加していた。

そして、後半では蠱毒の真相が明らかになっていく。 (2023年11月28日)